会食が続く週でも体型を崩さない人は、いったい何が違うのでしょうか。丸の内エリアで働く30代後半から40代前半の管理職や専門職の方から、こうした相談をよく受けます。取引先との会食、同僚との食事会、出張先での外食。仕事が忙しくなるほど、自分ではコントロールしにくい食事の回数は増えていきます。そして気づけば体重が増え、スーツのジャケットが窮屈になり、鏡に映る自分の姿にため息をつく。そんな経験を持つ方は少なくないはずです。
今回は、会食や接待が多い環境でも体型を維持し、むしろ引き締まった身体をつくっていくための考え方と、実際の取り組み方を、パーソナルトレーナーの視点から解説します。自己流のダイエットで何度も挫折してきた方にこそ、読んでいただきたい内容です。
■ 会食が体型を崩す本当の理由
会食が続くと太る、というのは誰もが感じていることですが、その理由を正しく理解している方は意外と少ないものです。単にカロリーが多いから、というだけではありません。
会食で出る料理は揚げ物や脂質の多いメニューが中心になりがちで、摂取カロリーが普段の食事より大きく跳ね上がります。加えてアルコールは代謝を一時的に低下させ、脂肪の分解を後回しにしてしまう性質があります。さらに見落とされがちなのが、会食のある日は移動や着席の時間が長くなり、一日の活動量そのものが減っているという点です。食べる量が増え、動く量が減る。この組み合わせが積み重なることで、じわじわと体型が変化していきます。
■ 自己流ダイエットが失敗しやすい3つの落とし穴
多くの方が体型の変化に気づいたとき、自己流で対策を始めます。しかし、これがかえって逆効果になっているケースを数多く見てきました。
一つ目は、会食の翌日に食事を極端に抜いてしまうことです。罪悪感からの「昨日食べすぎたから今日は食べない」という選択は代謝を落とし、次に食べたときの脂肪の蓄積をむしろ促進してしまいます。
二つ目は、無理な食事制限によって筋肉量まで落としてしまうことです。体重が減っても、それが筋肉によるものであれば基礎代謝が下がり、以前より太りやすい身体になってしまいます。見た目の変化にもつながりにくく、スーツを着たときのシルエットはむしろ崩れやすくなります。
三つ目は、忙しさを理由に運動習慣そのものが続かないことです。週末にまとめて運動しようと思っても、疲労や急な予定でつぶれてしまう。これを繰り返すうちに、運動は「続かないもの」という思い込みだけが強くなっていきます。
■ 会食と付き合いながら体型を維持する3つのポイント
会食を完全に断ることは、仕事上現実的ではありません。大切なのは会食そのものを制限するのではなく、それ以外の時間の質を高めることです。
一つ目は、会食前後で帳尻を合わせようとするのではなく、普段の食事の基本を整えることです。会食のない日にタンパク質と野菜をしっかり摂り、糖質や脂質に偏らない食事を意識するだけで、会食による影響を大きく緩和できます。
二つ目は、筋肉量を落とさないためのタンパク質摂取を意識することです。体重1キロあたり1.2〜1.6グラム程度を目安に、肉・魚・卵・大豆製品から意識的に摂取することで、筋肉の分解を防ぎながら体型を維持しやすくなります。
三つ目は、週2回、30分でも良いので筋力トレーニングを継続することです。有酸素運動よりも筋力トレーニングを優先することで基礎代謝を維持し、会食が続く時期でも太りにくい身体の土台を保つことができます。例えば「月曜は背中と肩、木曜は脚と体幹」というように、週2回を固定の予定にしてしまうと、忙しい時期でも継続しやすくなります。
■ スーツが似合う体型をつくるために鍛えるべき部位
「痩せたい」というより「スーツを格好よく着こなしたい」という願望を持つ方には、体重だけでなく身体のシルエットを意識したトレーニングをおすすめしています。
肩と背中を鍛えることで逆三角形のシルエットが生まれ、ジャケットの肩まわりがすっきりと見えるようになります。また体幹やお腹まわりを鍛えることは、単に腹部を引き締めるだけでなく、姿勢の改善にもつながります。猫背が改善されるだけで、同じスーツでも着こなしの印象は大きく変わります。闇雲に追い込むのではなく、目的に合わせた部位を優先的に鍛えることが、効率よく結果を出す近道です。
■ 会食が週3回ある40代男性の1週間モデルケース
具体的なイメージを持っていただくために、会食が週3回入る40代前半の方を例に、体型を維持しながら働く1週間の過ごし方を紹介します。
月曜と木曜はトレーニングの日と決め、仕事終わりに30〜40分だけ身体を動かします。月曜は背中と肩、木曜は下半身と体幹というように部位を分けておくと、限られた時間でも効率よく鍛えられます。会食が入る火曜・水曜・金曜は、食べる量や種類を無理に制限するのではなく、前後の食事でタンパク質と野菜を優先し、揚げ物や締めの炭水化物を「全部残す」のではなく「半分にする」意識を持つだけで十分です。土日のどちらかで、睡眠と食事のリズムを整える日をつくることも、平日の疲労を翌週に持ち越さないために有効です。
大切なのは、完璧を目指さないことです。会食のある日にすべてを我慢しようとするより、会食のない日の質を高め、週単位でバランスを取るという発想の方が、長く続けられます。
■ 自己流の限界を超える「プロの指導」という選択
忙しい方ほど、遠回りをする時間の余裕がありません。だからこそ、最短距離で結果に近づくための指導を受ける価値があります。
パーソナルトレーニングでは、その方の体型や生活習慣、会食の頻度までを踏まえたうえで、食事のアドバイスとトレーニングメニューを組み立てます。自己流では判断が難しい「今の自分に必要な負荷」や「回復に必要な期間」も、専門家の視点で見極めることができます。また周囲の目を気にせず集中できる男性専用の環境は、初めてジムに通う方にとっても続けやすい理由の一つです。数字だけでなく、スーツを着たときの見え方まで一緒に確認しながら進められる点も、自己流のトレーニングとの大きな違いです。
■ よくある疑問にお答えします
Q. 過去にダイエットで挫折した経験があります。それでも大丈夫でしょうか。
自己流での挫折は、方法が合っていなかっただけというケースがほとんどです。会食の頻度や仕事のスケジュールを踏まえたうえで無理のない計画を立てるため、これまで続かなかった方ほど変化を実感しやすい傾向にあります。
Q. 忙しくて週2回の時間も取れるか不安です。
最初から週2回を目指す必要はありません。まずは月に数回、決まった曜日だけでも身体を動かす習慣をつくることから始め、仕事の状況に合わせて頻度を調整していくことができます。大切なのは完璧な頻度よりも、途切れさせないことです。
■ 丸の内エリアで、忙しい男性のための体型づくりを
丸の内で働く方にとって、通いやすさは継続の大きな条件です。仕事帰りに立ち寄れる立地や営業時間、予約の取りやすさは、結果を出すための土台になります。会食が多い、自己流では続かなかった、そんな経験がある方こそ、一度プロの視点で自分の身体と向き合ってみてください。無理な食事制限ではなく、今の生活スタイルに合わせた無理のない方法で、スーツが似合う体型を取り戻すお手伝いをしています。
まとめ
会食や接待が続く丸の内エリアの男性が、体型を崩さずに働き続けるための実践ガイド。自己流ダイエットが失敗しやすい理由と、会食と両立できる食事・筋トレの取り入れ方をパーソナルトレーナーの視点で解説します。スーツが似合う体型づくりに必要な部位別トレーニングや、忙しい方でも続けやすい週2回の習慣化のコツ、よくある不安へのQ&Aも紹介しています。
お知らせ
皆さんこんにちは、株式会社FAO代表取締役
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